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2015年一発目のDKCは初上陸の沖縄! 『第64回 DKC in 沖縄』イベントリポート!
【日時】        2015年2月22日(日)
                      《幼稚園~小学校2年生のクラス9:30~12:00/小学校3年生~6年生のクラス14:00~16:30》
【場所】        沖縄・浦添工業高校体育館
【参加人数】小学校1~2年生のクラス:99名、小学校3年生~6年生のクラス:102名

高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)、2015年の第1弾はなんと初上陸となる沖縄です! DKCはこれが64回目の開催となりますが、ついに沖縄までやってくることができました。今回は沖縄県の浦添市にある浦添工業高校におじゃまして、琉球キッズたちと楽しく運動です。

そして、今回も地元の沖縄の高校生の皆さんが協力してくれました。まず、会場となった浦添工業高校のレスリング部の皆さん、そして北部農林高校レスリング部、南風原高校レスリング部の皆さんが先生として、キッズたちの指導にあたってくれました。また、高校生の皆さんには会場の設営・撤収のお手伝いもしてもらいました。スポンサーの方々も含め、今回も皆さんのご協力本当にありがとうございました!

さあ、沖縄初のDKCのスタートです。DKCに来てくれたキッズたちには、イベントの最後に先生たちとレスリングで勝負をしてもらいます。みんなより遥かに大きくて強い先生たちと勝負なんて、「無理だよ……」なんて思うキッズもいるかもしれません。でも、高田延彦先生とのお約束をして、しっかりと練習に取り組めば大丈夫。これまで全国各地でやってきたDKCでは、いろんなキッズたちが先生たちと勝負して勝ってきているんです。では、そのお約束とはなんでしょうか?

「一個目は挨拶! しっかりと大きな声で最後まで続けてください」
「二個目は一つ一つの運動、体操をうまくできなくてもいいから、全力で力いっぱいおもいっきりやってください」

さあ、この二つのお約束をしっかりと頭に入れて、運動の開始です。まずは向井亜紀先生オリジナル、DKCではおなじみの『お掃除体操』です。お掃除をする動きにダンスをミックスさせた楽しい体操で、運動を始める準備をするのです。みんなリズミカルに踊れたかな?

続いてはダッシュの時間です。全力でダーッとかけっこをしましょう。でも、普通に走るだけじゃおもしろくないですよね? 途中でおへそを床にペターとつけるようにうつ伏せになったり、背中をゴロンとつけたり、いろんな方法で走ります。さらに、ワニのように床を這いつくばって動くワニ歩きや、カエルのようにピョンピョンと飛び跳ねるカエルジャンプと、いろんなバリエーションで動いて、レスリングができるように身体の準備を整えます。

ダッシュが終わると、4班に分かれます。そして、2人一組になっての運動です。手の先とつま先を順番に素速くタッチする運動や、相手の股の間を8の字を描きながら潜る運動。さらに、じゃんけんをして、グーで勝ったら両足を揃えて、パートナーの周りをピョンピョン跳ねながら回ります。ちょきで勝ったら、楽しくスキップ。そして、パーで勝ったら両足を開いて、カニのように回ります。

4面のマットに分かれての運動です。まずは2人一組になり、手の先とつま先を順繰りに素速くタッチする運動、相手の股の間を8の字を描きながらくぐる運動を行ないます。高学年の部ではさらに一捻り。足を使ってじゃんけんを行ない、グーで勝ったら、両足を揃えてパートナーの周りをピョンピョン回りましょう。チョキで勝ったら、楽しくスキップ。パーで勝ったら、両足を開いて横向きに動くカニ歩きで、パートナーの周りを回ります。高学年の子たちはちょっと一捻りをして、足でじゃんけんをします。

そして、ここが重要なポイント。ちゃんとできたら、パートナーと一緒に「やったー! イエーイ!」とハイタッチをしましょう。恥ずかしがらずに元気な声を出して、お友達と喜びを分かち合うのです。自分が達成したら、自信を持って元気よくハイタッチするのはもちろんですけど、お友達の達成も一緒に喜んであげましょう。そうすれば、運動することがもっともっと楽しくなるはずですよ!

続いては、『紅白札合戦』。DKCでもおなじみのこのゲームは、4面に分かれたマットごとの班で競争するゲームです。ルールはマットの真ん中に置かれた札をひっくり返して、自分の元いた場所に帰ってくること。移動するときはヒザ歩きです。これは、「やったー! イエーイ!」とハイタッチしたお友達と、さらに協力することが求められます。みんなで力を合わせれば、どんな高いハードルでも乗り越えられる。そんなことを学べるゲームなんです。キッズたちは自分の班を勝たせようと、みんな夢中になって取り組んでくれました。

これが終われば、本格的にレスリングの練習です。基本であるバランスのいい、そしてカッコいい構えを習いましょう。続いてはタックル。相手の下半身にほっぺたをつけながらハグをするように組みつき、ヒザカックンするような要領で足を狩ります。相手を倒したらしっかりと押さえ込むこと。これがしっかりできてないと、ゾンビのように何度も立ち上がってきてしまいます。ゾンビを退治するつもりでしっかりと押さえ込みましょうね。

さあ、いよいよ最初に高田先生が言っていた、先生たちとのレスリングでの勝負です。ルールはタックルで倒して、先生たちの肩を1秒間マットにつければ勝ち。たった1秒肩を押さえ込めば勝ちなんです。キッズたちは眼の色を変えて、先生たちにぶつかっていきました。

これまでの練習ですっかり勇気と自信を持ってくれたキッズたちに怖いものはありません。大きな高田先生に挑むキッズたちも現れました。強い強い高田先生を倒して、押さえ込むのは大変です。それでもキッズたちは何度も何度もぶつかって、みんな最終的には勝利を奪っていきました。みんな本当に強くなりましたね。

「先生たちと勝負して勝つ」という目標を達成したキッズたちですが、レスリングの楽しさを知ってくれたからなのか、まだまだ元気が有り余っている様子。ということで、オリンピックに出るアスリートも行うというサーキットトレーニングに挑戦です。もも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せという4つの運動を、1分間、先生の合図に従って素速くこなしていくという激しい運動です。でも、とにかく元気な琉球キッズたちは難なくこの運動もこなしちゃいました。

そして、DKC恒例の親御さんたちもサーキットトレーニングにチャレンジです。普段は自分たちを応援してくれるお父さんやお母さんたちに、キッズたちも大きな声で声援を送っていました。大人たちの頑張る姿を見たら、キッズたちももっともっと頑張ろうという気持ちになったのではないでしょうか? 最後の仕上げのスクワット。低学年は50回、高学年の子たちは100回を元気にこなしてしまいました。沖縄は本当に元気なキッズでいっぱいです!

こうして2015年最初のDKCも素晴らしいイベントとなりました。向井先生が、「来る前より自信が増えたっていう人は手を挙げて」と言うと、たくさんのキッズたちが手を挙げてくれました。

向井先生 「凄い! 今日増えた自信を宝物として持って帰ってください。みんなは今日来る前より強くなっています。その力を何に使うのかということまでぜひ考えてください。せっかく強くなったんだから、優しい気持ちでそのパワーを使ってください」

高田先生も「最初のルールをしっかりと守ってやってくれたね」という言葉を残してくれました。

そしてこれは参加してくれたキッズたちの感想です。

「今日友達と公園で遊ぶ約束してたけど来てよかった」
「凄く楽しくて毎回レスリングの練習これだったらよかったと思った」

みんな本当に楽しんでくれたようですね。お手伝いしてくれた高校生も、

「みんなとコミュニケーションが取れていい機会でした。本当にありがとうございました」

と、キッズたちとの触れ合いが刺激になったようでした。

キッズたち、親御さん、スタッフ、そしてお手伝いをしてくれるボランティアの方たち、みんなが笑顔になれるのがDKCのいいところ。また、琉球キッズたちの素敵な笑顔に会える日を楽しみにしています!
髙田延彦の高田道場が主催するダイヤモンド・キッズ・カレッジ
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